スサノオの暴走

速須佐之男命は「勝佐備(かつさび)」この2文字の音で、天照大御神の営田の「阿(あ)」この文字の音を離れ、その溝に埋め、また聞看(もんかん)の大嘗殿で、「屎麻理(くそまり)」この2文字の音で散らした。そうしたが、天照大御神は笑って「くそのように、酔って吐いた『登許曾(とこそ)』のように、私の威徳がそうなったのだ。また、田の『阿』を離れ、溝に埋めたことは、『地矣阿多良斯登許曾(ちゐあたらしとこそ)』のように、私の威徳がそうなったのだ」と「登(と)」この1文字で仰せられた。
しかし、なおその悪態は止まらず、さらに悪くなった。天照大御神は忌服屋に坐され、神衣を織らせる時、屋根を突き抜け、逆剥(さかはぎ)の天馬を剥いて、そこに落ちた時、天の織り女が驚いて梭(ひ)を陰部(わたり)に突き立て死んだ。「富登(ふと)」と訓読する。

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