そこで後、木花之佐久夜毘賣は参出して白した。「私は妊娠しており、今臨産の時です。これは天神御子の御子であるため、私自身で産むことはできません。故に、お願いします」と。そこで宣旨した。「佐久夜毘賣、一宿で妊娠するような子は、我が子ではない。必ず国神の子であろう」と。そこで答白した。「私が妊娠した子は、もし国神の子であれば、産むことはできません。もし天神御子の御子であれば、無事産むことができます」と。そこで、無戸八尋殿を作り、その殿内に土を塗って塞ぎ、産む時に火を殿につけ産む時に火を殿につけた。そこで、その火が盛んに燃えた時に、生まれた子の名は火照命、隼人阿多君らの祖。次に生まれた子の名は火須勢理命。次に生まれた御名は火遠理命、別名天津日高日子穂穂手見命。三柱である。

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