そこで妻の須勢理毘売命が、「蛇(へび)」の「比禮(ごらい)」この2文字の音で、夫に「その蛇が怒ったら、この『ごらい』と3回打ち払え」と教えた。だから教えられたとおりにすると、蛇は静まり、平穏に寝起きできた。
そして、日夜、呉公と蜂室に入り、呉公に蜂の養い方を教え、以前と同じように平らに出た。
また、鳴鏑(なりかぶら)を射て大野の中に射込み、矢を拾わせるためにその野に入った。すると、入った時に直ちに火を回してその野を焼き払った。そこで、どこに出たらよいのかわからなくなった時、鼠が来て言った。「内は富良富良(ふらふら)、外は須夫須夫(すぶすぶ)」と。
そこで、その場所を踏みつけると、隠れて落ちたところに火が燃え移った。すると、その鼠は鳴鏑をくわえて出てきて、それを奉った。そして、矢羽は鼠の子どもたちが皆食べた。

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